2005年07月15日

キーレスエントリーキット取り付け

ガソA車には、キーレスエントリーが付いていません。また、助手席に鍵穴さえありません。そのため少し不便に思っていましたので、キーレスエントリキットを取り付けることにしました。

TWINのオーナーホームページでこのキーレスエントリーキットを取り付けたページを見つけることが出来ず、自分の判断で行うのは無謀かなと思いましたがチャレンジしてみました。


数あるキットの中でヤフオクで見つけた安いものを選びました。同商品を\7,500で落札した方がいたのでその金額で入札していたら\6,250で落札できました。

届いた箱には、SENTNEL SN2500 と書かれてありましたが詳しいことは分かりません。商品説明によると次の機能があるということです。

  1. キーレスエントリー機能!!
  2. 車内からの集中ドアロックとアンロック!
  3. 運転席側ドアと助手席側ドアのキーを使って車の集中ドアロックとアンロック!ができます。
  4. ハザートアンサーバック機能標準装備 (ハザートライト出力ライン付き)
  5. カーファインダー機能

商品内容は、下記の通りです。


まずは、助手席のドアにモーターを取り付けることにしました。

ドアについている2つのネジを外します。ドアハンドルは後ろに少しスライドすると爪が外れます。しかし、ドアハンドルを完全に取り外す方法が分からず悩みました。そうして、金属の棒を押さえている白いプラスチックの蓋を外せばよいだろうと思い、マイナスハンドルでこじるようにして外しました。
後はクリップで留められているだけなので、力強くバリバリと剥がして外しました。
パワーウィンドウの配線があるのでコネクタの爪を押さえて外します。これでドアパネルが完全に外れました。
真ん中にパネルを止めるための金具があるので、それをプラスドライバーで取り外します。

水除けなのかビニールが全体に貼ってありました。これでは作業できないため、カッターでカットしました。
ステーを取り付ける場所を大体決めてドア本体の穴に合わせて折り曲げます。

ステーにモーターをネジ止めしました。(全てキットに付属のもの)
左の写真のようにステーを取り付けます。
下はネジ止めしましたが、上は配線バンドで固定しました。(穴を開けるのが面倒だったためです。)
付属の金属棒をドアロックの棒と平行になるように折り曲げて、付属の金具でその2本を接続します。

丁度、ドアロックノブの下から繋げられれば直線で繋がるのですが、そこが見えないため金具が取り付けられず、仕方なく折り曲げて対応しました。

モーターの先(アイホール部分)を回転させて金属棒がドア開閉の金属棒と接触しないところで折り曲げなければなりません。私はそれに気が付かず金属棒同士がこすってしまうことになりました。運転席のモーターを設置するときにそのことに気が付いたのでありす。
ここでコントローラに接続して、動作することを確認しました。えらく大きな音がします。

一旦仕事で中断しました。運転中にウィンドウを下ろすと大きな音がしウィンドウが上がらなくなってしまいました。路上に止めてパネルを外してみるとモーターが当たっているようです。
隙間は十分あるようですが、パワーウィンドウの金具は嵩張っており、当たってしまいます。このままでは駄目なのでやり直すことにしました。

オプションの小型モーターを買っておけば良かったかと少し後悔。
ステーをギリギリで折り曲げなおし、出来るだけモーターが手前に来るように取り付けました。

これでウィンドウとは当たらなくなりました。

車内への配線

ドアから車内への配線は、それを繋いでいる黒いチューブを外すことで出来ました。当初それが分からず針金を何度も入れましたがチューブに引っかかって抜けることが無く途方に暮れたのです。チューブはドア側はゴムで本体側はプラスチックのコネクタで繋がっており、どちらも力だけで外せました。
先にそのチューブに針金を通して、車内とドア側に通線を入れ車内からコードを入れようとしましたが、5本もある上、ギボシ端子が付いており、それでは無理なのでギボシ端子をカットして通しました。
ドア内を引き回した後、ギボシ端子を取り付け、モーターのコードと接続しました。

このコードも邪魔にならないようにしっかり取り付けしておかないとウィンドウで切断されることがあるようです。
これで助手席側は完成したので、防水用のビニールをテープで貼り合せた後、ドアパネルを取り付けました。

運転席側ドアのモーター取り付けと配線

助手席ドアと同じ方法でちゃっちゃと出来てしまったので写真を撮るのを忘れました。ただ、パワーウィンドウスイッチのコネクタを外すのに手間取りました。結局爪があるのがわかりそれを外すとコネクタは簡単に外れました。
車内への配線は、助手席側より楽でした。

コントローラの位置と配線

コントローラは、写真の位置に両面テープで取り付ました。
またもコードが多いです。ドアからの配線処理を行うのに苦労しました。
  • 12V電源は、オーディオハーネスのひとつが余っていたのでそれに接続しました。
  • アース線はボディアースしました。

アンサーバック配線

問題は、アンサーバックの配線です。TWINのサービスマニュアルを読み、ターンシグナルリレーから取れるんじゃないかと思いました
その場所はハンドルの運転席側の下にありました。

当初、ハザードスイッチに繋がる白い線にカプラーで接続しましたが、全く駄目でした。

それで、次に左右のウインカーに繋がるコードに接続したら無事アンサーバックが機能しました。

感想

指は2箇所も怪我するし、昨日今日と通算7時間ほどかかりました。

キット以外に購入したのは、ギボシ端子10組だけだったので、総計\7,500未満でした。(配線バンドは持っていたものを使いました。)

運転席に連動して助手席もアンロック、ロックされるのに慣れません。キーレスエントリーをオフに出来るスイッチを付けようと思います。

カーファインダー機能は、5階の部屋から試してみたらちゃんと動作しました。

この夏の暑い日にコンビニなどに寄ったとき、エンジンとクーラー掛けっぱなしで車外に出てもロックが出来るのは便利です。(地球温暖化のためにそういうことはしちゃいけません)

あと、電動のガラスハッチオープナーを付けてみたいと考えています。このコントローラにはトランクオープナーの配線が無いのが残念です。ガラスハッチオープナーには独立したリモコンをつけなければなりません。

車内でのロック・アンロックスイッチも付けたいですが、スイッチ取り付けの穴あけは大手自動車用品店でしてくれるのか、確認してみよう。

アンサーバックのブザーも良いブザーが見つかれば取りつける予定です。

2005年07月21日

車内スイッチの取り付け

小さい車だから、乗った時はドアロックノブでロックとアンロックをすれば良いのだけれども、配線が残っているのが気に入らないのでロックとアンロックのスイッチを取り付けました。

スイッチを購入したオートバックスで穴あけを頼んでみましたが、断られてしまいました。それで、100均のお店で12φのドリルを購入し、充電式ドライバーに付けて自分で開けました。TWINが傷物になってしまいました。赤でロック、白でアンロックです。

2005年07月30日

リモコンへのキー取り付け

キットのリモコンには、キーを取り付けられるようになっており、ブランクキーも2本付いていました。
某ホームセンターにキーの加工を依頼すると失敗したときの保障が出来ないからと断られました。
次に依頼したところは、失敗した場合は店のブランクキーで合鍵を作ることで良ければやってくれるというので頼みましたが、私の発注ミスで異なるブランクキーが送られてきていたことにこの時に気が付きました。

キットの販売者にブランクキーの交換を要望したら無料で応じてくれました。
前回依頼した店で加工をしてもらいました。1本目は成功しましたが、2本目は失敗したので、1本目の加工賃は無料となりました。お店の人の言うところ、ブランクキーの素材が柔らかすぎるとのことでした。

ブランクキーをリモコンにネジで取り付けようとしましたがネジ穴が合わなかったため100均でヤスリを購入し穴を広げようやく鍵付リモコンが完成したのでした。

2005年08月20日

使用感想

車を降りてドアロックする場合、下記の動作を行っていました。

  1. ドアを開ける
  2. ドアロックノブを下げる
  3. ドアハンドルを上げたままドアを閉める

TWINの場合、運転席も助手席も3の動作は不要と知りました。カバンや買い物袋を手に持ったまま、3の動作を行うのは無理があったため随分楽になりました。

荷物は助手席に置くことが多いため、キーレスエントリーを付けて動作が楽になりました。

  1. アンロックボタンを押します。運転席と助手席のドアロックが外れる。
  2. 運転席から車外へ出る。
  3. 助手席を開けて荷物を取る。
  4. 助手席ドアのドアロックノブを下げる。同時に運転席のドアがロックされる。
  5. 助手席ドアを閉める。

こう考えると、リモコンのロックキーは使っていませんね。

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